2016年7月20日水曜日
ビルの間の昼下がり
昼下がり 花ざかり
ビルの間に 蓮ばかり
桃色にグリーンに赤ばかり
あたり一面に 色ばかり
空はちゃんぽんの硝子色
クレヨンがなくてお日様は白
池は鴨、亀、鯉ばかり
ビルの間の昼下がり
池をぐるり お堂は人だかり
氷を頬張り 口の周り
青や赤や緑の 色ばかり
昼下がり 花ざかり
ビルの間に 夏ばかり
昼間の夏に 花ざかり
池に一面 蓮ばかり
2016年5月2日月曜日
すべてを失った人へ
すべてを失った人へ
すべてを失ってしまった人へ
失ったものは返ってこないのに
失ってしまったものは帰ってきた
お父さんはお母さんへ
お母さんはお父さんへ
お姉ちゃんは妹へ
妹はお兄ちゃんへ
弟はやり場がないけれど
姉と妹と兄に挟まれて
居心地が悪そうで、悪くないような
失くしてしまった思い出や傷痕
消えてしまった苦しみや、
打ち消された、括られた「今」
今は「今」から、いま、となり、
居間が新たに彩られ、
そして微笑みが帰ってきて、
もう一度すべてが造られる
すべてを失ってしまった人へ
すべてを失った人へ
どこに行ってしまうのだろうと思っていた想いは、
ここからもう一度、という気持ちに代えて、
描いた絵や、紡いだ詩は、心の中から蘇り、沸き起こり、
そうしてまた、命が紡がれ、
そうしてまた、光と闇が生まれ、
また一つ、深呼吸をして、
共に失い、共に生み出し、
生まれ合い
すべてを失った人へ
すべてを失ってしまった人へ
すべてを失ってしまった人へ
失ったものは返ってこないのに
失ってしまったものは帰ってきた
お父さんはお母さんへ
お母さんはお父さんへ
お姉ちゃんは妹へ
妹はお兄ちゃんへ
弟はやり場がないけれど
姉と妹と兄に挟まれて
居心地が悪そうで、悪くないような
失くしてしまった思い出や傷痕
消えてしまった苦しみや、
打ち消された、括られた「今」
今は「今」から、いま、となり、
居間が新たに彩られ、
そして微笑みが帰ってきて、
もう一度すべてが造られる
すべてを失ってしまった人へ
すべてを失った人へ
どこに行ってしまうのだろうと思っていた想いは、
ここからもう一度、という気持ちに代えて、
描いた絵や、紡いだ詩は、心の中から蘇り、沸き起こり、
そうしてまた、命が紡がれ、
そうしてまた、光と闇が生まれ、
また一つ、深呼吸をして、
共に失い、共に生み出し、
生まれ合い
すべてを失った人へ
すべてを失ってしまった人へ
2016年2月11日木曜日
教える、ということ
教えるは、推し得る
押し割るではなくて
教えるは、時に、芽を摘む
小さなことを言祝ぐ気持ちを
小さなつぶやきを拾うココロを
教え込む、ではなく、見つけ出す
つまづき、は、揺らめき
揺らめきは、ヒラメキ
ヒラメキは、トキメキ
拾うこと 芽を摘むことではなく
気づくこと 共に喜ぶこと
手をたずさえて伝えること
頭の中のことを置いて
押したり引いたり動かし合うこと
伝えるではなく、つぶやくこと
つぶやくのは、ささやき?
ささやきは、揺らめき
揺らめきは、ヒラメキ
ヒラメキは、トキメキ
いつしかときめきを忘れる時がある
ときめきを取り戻したら
きっとそれを
誰かに伝えたくなるでしょう?
誰かに伝えたくて、いてもたっても
いられなくなるでしょう?
そうして教わったり教えたりして
その輪を継ぐのでしょう
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